ひゅうまん京都 寄稿文2015年4月
紙面をご覧のみなさま、今回より連載をさせて頂くことになりました。
自己紹介をしますと、西大路高辻西入ル北側に所在する「自立生活センターアークスペクトラム」の代表であり、その団体内にNPO法人を併せ持っていますので法人理事長も兼務しております。
2004年9月に親元をでて、四条千本下ル壬生寺の真向かい奥で一人暮らしを開始しました。かれこれ11年目になりますが、編集長井上さんとは「応益負担に反対する実行委員会」の立ち上げ間なしにともに活動する機会に恵まれました。じつは以前にも連載をさせて頂いたので(過去記事は井上さんのお手元にあると思われます)、今回2回目のご依頼という訳で大変ありがたく思っております。
冒頭で紹介した団体ですが、もう少しお話ししますと、障害者団体は数あれど障害者が運営当事者者として、障害者に対して地域生活を送るために必要なサービス、例えば実践的な日常生活行為のノウハウであったり、介助派遣であったり、制度や福祉用具の情報提供であったり、親元や施設ではなくあくまでも地域で自立した生活を送るために必要なあらゆるサービスを提供する当事者団体として設立しました。こうした特徴を持つ当事者団体をCILを呼び、もともとはアメリカのバークレーを発祥として日本においても形成されてきた組織です。現在全国に130団体あります。京都には3つあります。
おもえば、障害分野の運動と多くの社会運動とに連帯し活動していた7年前を境に、団体を設立その後法人格を取得、直近では相談支援事業もスタートした期間は、顔見知りの方お世話になった方々と縁遠くなってしまった期間でもありました。井上さんや池添さんも然りです。不義理はお詫びしなければいけないと思います。ただ、みなさんとともに活動したなかで得たものをどのように生かすのかは、ひたすら試行錯誤と苦い経験とで過ごしたこの期間であっても忘れるものではありませんでした。
この連載では、障害者団体の代表が、これから自立していく障害者と、個人としてあるいは組織人として自立していくことを目指したいわゆる健常者スタッフとの間で織り成される、ものの見方考え方をひろく伝えることと、どんな属性にも縛られず生きることは素晴らしいということを、私個人として伝えられるものにしていきたいと思います。
どうぞみなさん、ご期待ください。