同志社大学 講義 ソーシャルワーク基礎実習Ⅰ2022年3月11日 同志社大学
「自立とはなにか? - 障害のある人の地域生活実践 - 」摘要
第一課 全体の内容に照らして自身の自立を考える
1. 親と子、兄弟間の関係に格闘する
2. 障害のある人の歴史は、区別と隔離・管理と規制がともなうとし、その原因を家族介護の限界、社会資源の不足、排他的な社会のうちにあると捉える
第二課 障害のある人との関わりにおける諸活動
3. 要求闘争の始まり。障害のある人の生活を直撃する費用負担問題・公的介護保障問題
4. 要求闘争に依拠する国家と法律の関係や国家と政治の関係を考える
本当に障害のある人の生活に触れようと思ったら現場で活動するしかないし、障害のある人の生活から国家と法律の関係や政治を見渡すことが必要なる
第三課 障害のある人の権利擁護組織 「自立生活センターアークスペクトラム(ILCA)」における諸活動
5. 人間の「権利獲得」の全体像のなかで障害のある人の権利擁護を捉える
6. 人間の「自立観」に関して
7. 人間の「生活」と「権利」の保障に関して
8. 人間の「関わり」に関して
第四課 社会におけるさまざまな課題
9. 地域生活実践における内在する諸矛盾及び批判的検討
10. コロナ禍で経験した課題
医療提供の体制、公衆衛生の体制
医療用物品等の生産・供給の体制確保
11. 日本国憲法を守り、障害者権利条約を生かした社会の展望